岩殿山


山梨県大月市岩殿山(JCC#1706,SOTA#JA/YN-095)

今年もゴールデンウィークがやってきました。昨日はとんでもない嵐になりましたが、一夜明けた今日は朝から快晴。 明日からまた崩れる予報でピンポイントで晴れてくれました。

今日はいつもの友達と大月にある「岩殿山」に出かけてきました。 連休で車は渋滞で使えないと思うので電車での移動です。

「かいじ11号」で大月駅まで向かいました。

大月駅周りのコンビニで飲み物と食料を調達して出発。

岩殿山が良く見えています。 ここは駅から歩いて行けるのでアクセスは最高です。

と思いきや、下調べをしていると「強瀬」からの登山道では今は崩落のため岩殿山山頂までは行けません。 岩殿山は数年前にも台風で道が崩落してようやく回復したのですが、また崩落が起きたようです。 このためぐるっとまわり込んで大月駅の向こう側の「畑倉登山口」から登らせていただくことにしました。

駅から40分ほど歩いて、畑倉登山口に到着。 ここから登るのは初めてです。

すがすがしい、新緑の道を歩いて岩殿山登山開始です。

すぐに「鬼の岩屋」があります。 登山道上にあるわけではなく、登山道を少し離れますが、すぐの場所にあります。

その後は、新緑の中、急坂をしばらく登ります。 昨日の雨でだいぶ滑りやすくなっていました。

大月駅を出てから1時間20分で岩殿山、山頂634mに到着。

岩殿山は「岩殿城」があった城山で「本丸跡」に到着しました。

ちょうどお昼時となり、ランチタイム。 私はちょっとだけ時間をもらって7MHzのアンテナを張って、5分だけ無線をやってみました。

先週、総務省の変更増設審査が完了したKX2のデビューです。

場所がNHKのテレビ中継施設の近くだったのでちょっとノイズが多かったですが、5分で8局とQSOできました。

  • 7MHz CW : 8局

短時間のQRVですみませんでした。 今日はまだ先が長いのです。

すぐに撤収して、この先の「天神山」「稚児落とし」方面に向かいます。

山頂の「本丸跡」から少し下って、「三の丸展望所」からの大月市の眺めです。切り立った岩の上なので、まるでドローンで撮影したような景色です。

更に下って自然岩の城の関門「揚城戸跡」を通って「稚児落とし」方向に向かいます。

ここから先は危険な場所も多く、慎重に行かないといけません。

ここは第1の岩登りの鎖場です。

先行する登山者も慎重に登っています。 右側は何10mも切れ落ちた崖なのです。

そして第2の鎖場

第2の鎖場を上から見るとこんな感じ

難所を乗り越えて先に進むと、「兜岩」です。ここは何年も前から崩落のため通行止めになっています。

巻道でここは迂回して、更に稚児落とし方向に向かうと今度は急崖下りです。

ここもロープと鎖場になっていて慎重に下ります。

この後も続く急所難所をいくつか乗越えて、ようやく展望が開けました。左側に見えるのは先ほどの「岩殿山」、大月市街もよく見えています。

「稚児落とし」までは、まだまだ先があります。 新緑とヤマツツジの尾根を縦走します。

600mほどの小ピーク「天神山」を越えた後、1㎞程進むとようやく「稚児落とし」に到着。

正面の崖の上が「稚児落とし」と呼ばれる場所です。 崖の上に人が見えます。

右側の巻道を通って「稚児落とし」到着。 先ほどの写真を撮った場所が見えます。 左奥に見えるのは「岩殿山」です。だいぶ歩いてきました。

それにしてもこの「稚児落とし」という名前は本当に怖い名前です。 十分注意する必要があります。

ここからは急坂を下り「浅利」地区に下山となります。下山路にもいくつかロープ、鎖場がありますので最後まで気を抜けません。

下山してから大月駅に向かいました。

大月駅では行きつけの居酒屋に行って乾杯。 17時開店のところ16時に開けてもらって本当に感謝です。

本日のルート

そして高度です。

10kmほど歩いたようです。 今日は短時間のQRVでしたが呼んでいただきありがとうございました。

いつもの友人との山行で楽しい1日となりました。

 


JA1CTV
山岳登山の道

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