
鷹ノ巣山
東京都奥多摩町鷹ノ巣山(JCG#10002F, SOTA#JA/TK-003)
今日は奥多摩深部の「鷹ノ巣山」、標高1,737mに登らせていただきました。 「鷹ノ巣山」は今年の8月の山の日に「雲取山」に行った際、「七ツ石山」からの分岐で行ける山で、いつかは行ってみたいと思っていました。 今日のルートは雲取山に登ったときのルートではなく、奥多摩湖から「棒の木尾根」を登って「六ツ石山」を経由し、「石尾根縦走路」で「石尾根城山」、「水根山」経由で「鷹ノ巣山」その後、「榧ノ木尾根」を下って「榧ノ木山」、「倉戸山」経由で奥多摩湖まで戻る縦走路です。
朝、2時半に家を出て、圏央道で「日の出IC」まで、そこから奥多摩湖に向かいました。 奥多摩湖の「大麦代駐車場」には、4時に到着。 すぐに仮眠。 大麦代駐車場は100台ほど車が停まれる広い駐車場です。 ここよりも手前にある「小河内ダム」の駐車場も広く今回の登り口に近いのですが、下山口との中間地点にある「大麦代駐車場」にしました。
朝の日の出も遅くなりました。 5時半でもまだ暗いです。 準備をして5時50分、まだ薄暗い中を出発。
薄暗い中でも真っ赤な紅葉が判ります。
「小河内ダム」の駐車場の横を通り、「むかし道」と呼ばれる登山口から登ります。
舗装路をどんどん登ると明るくなってきました。
六石山登山口はとても分かりにくいです。 案内表示はあるのですが迷いました。 民家の軒下を歩いて行きます。 GPSを持っていたほうが良いと思います。 民家の庭に入るような道ではなく、軒下を直登する感じで進みます。
ここからが急こう配の直登です。 自分でこういうルートを選んで来ているわけですが、朝一からの急こう配は大変です。
しばらく登ると「水根産土神社」に到着。 今日の安全登山と世界平和を祈って進みました。
針葉樹の樹林帯の急坂を登り続けます。 気が付いて高度計を見ると高度が100mづつ増えているような登山道です。
1時間半ほど急登を登ると、標高989m、「風の神土」と呼ばれる、少し平坦な場所に出ます。 ここで給水と少し休憩。 500mほど急坂を登りました。
しかし、まだまだ急登は続きます。
駐車場から2時間15分で急登が少し楽になりました。 標高1,300mほどのところで「トオノクボ」と呼ばれる場所です。 800mほどの急坂直登でした。
このあたりは踏み跡はありますが枯葉が溜まっているので、ルート確保のためGPSがあると良いと思います。
ここからは緩急ある尾根道になります。
駐車場から3時間、ようやく「六ツ石山」、標高1,479mに到着。
遠くにこれから向かう「鷹ノ巣山」が見えています。
まだまだ先は長いので、写真だけ撮って先に進みます。
「六ツ石山」から下って、「石尾根縦走路分岐」に到着。 ここを鋭角に左に折れてトラバースを進みます。
「将門馬場」と呼ばれるところまで来た時、後ろから「グゥー」という犬のような唸り声がしました。 驚いて後ろを見ても何もいません。 木の上に熊でもいるのかと思いましたが何も見えない。 気のせいだったかと思い、しばらく進むと、また同じ声がして後ろを見ると大きな猿でした。 ボス猿の縄張りに入り込んだようです。 早々に退散させてもらいました。
しばらく進むと、尾根道と巻道の分岐に出ます。 巻道だとアップダウンも少なく行けそうですが、ここは尾根道を選択。
尾根道を歩きます。
駐車場から4時間で「石尾根城山」、標高1,523mに到着しました。 ここは特に山頂標識はありませんでした。
枯葉の溜まった気持ちの良い山道を歩いて先に進みます。
「水根山」に到着。
更に先に進みます。 素晴らしい尾根道。
ようやく先に、「鷹ノ巣山」が見えてきました。 山頂に人が見えます。
開けた場所からは富士山が見えます。
そしてようやく「鷹ノ巣山」、標高1,737mに到着。 駐車場から4時間50分。 標準コースタイムよりだいぶ早かったようです。
360度写真です。
早速アンテナ設営。
11時から運用スタートしました。
東京都で3番目の高さの山で、ガンガン呼ばれました。
今日の結果
- 7MHz CW : 30局
- 14MHz CW : 2局(うち、台湾1)
- 18MHz CW : 2局
- 21MHz CW : 4局(うち、ニュージーランド1)
- 24MHz CW : 2局(うち、オーストラリア1)
- 28MHz CW : 8局(うち、オーストラリア1)
合計48局。 1時間半ほど運用してCLとしました。
撤収して下山開始。
先に見える「榧ノ木山」の尾根伝いに下山します。
「榧ノ木尾根」の分岐まで戻りました。 右に折れて進みます。 ここから下山路は緩やかな尾根道で気持ちいい山道です。
下山開始して1時間で「榧ノ木山」、1,485m に到着。
落ち葉の量が多く、道に迷いそうなところもありますが、そんなところはロープに沿って歩くように案内があります。
下山開始して2時間で「倉戸山」、1,169m に到着。 広い場所です。 少し給水と休憩。
この「倉戸山」から「倉戸口」までの山道は結構急坂下りになります。 キケンなトラバースもあります。 疲れも溜まってきているので慎重に下山しました。
「熱海」と呼ばれる集落に下山しました。 「温泉神社」到着。 無事下山できたことのお礼参りです。
熱海という地名とこの温泉神社、何か伊豆の熱海と関係あるのでしょうか?
遠くに山が見えていました。
鷹ノ巣山は見えませんが中央右の山が「トオノクボ」そして「六ツ石山」の稜線。 中央左の遠方に見えているのが、猿がいた「将門馬場」と「石尾根城山」です。
奥多摩湖の紅葉はいまが最盛期のようです。 湖畔の道を歩いて「大麦代駐車場」まで戻りました。
本日のルート
そして高度です。 19㎞程の山行となりました。
登り始めの急登と下山時の「倉戸山」からの急下りが良く判ります。
12日は縞枯山でSOTA運用してきました。10:40から11:15くらいです。7MHZCWでしたが、CTVさんは見つけられず・・・。ちょっと早めに降りてきたので、時間が合いませんでしたかね? SOTAでの推奨運用周波数ってあるんでしたっけ?
jhqさん
SOTAWatchに登録すると良いですよ。 周波数は皆さんそれぞれで決まった周波数はありません。
アドバイス、ありがとうございます! 早速SOTAWatch3に入ってみました。何とかALERT登録できました。