皆野アルプス縦走


埼玉県秩父郡皆野町大前山(JCG#13007I, SOTA#JA/ST-025 )

今日は秩父にある「皆野アルプス」に出かけてみました。 「皆野アルプス」は天狗山、大前山、鞍掛山、破風山からなっている低山縦走路ですが、細尾根、岩登り、岩下りなどのあるとても変化に富んだ楽しい山でした。

家からは遠いので朝4時半に家を出かけ圏央道、関越道で花園ICまで行って、そこから国道140号で秩父まで。 日野沢観光トイレがある駐車場には6時半に到着。 だいぶ日の出時刻も早くなってきました。 支度をして出発。 ここはトイレの駐車場のようですが登山のために車を停めても大丈夫のようです。 他にも駐車できる場所はありそうですが、今日も縦走なので登山口と下山口のちょうど中間にあるこの場所に車を停めました。

県道を1.5kmほど西に歩くと「華厳の滝登山口」に到着。 木の橋で「日野沢川」を渡って登ります。

この橋のすぐ横には石灰の焼き窯跡があります。 昭和30年台後半まで消石灰を作っていたようです。

急坂を登っていくと集落に出ます。 西のほうから車で上がってこれるようです。

集落の中を通り、標識に従って進みます。

しばらく上ると分岐に出ます。 「天狗山」を経由せずに「大前山、破風山」方面への近道があるようです。 右の「天狗山」に向かいます。

急坂を登っていきます。 「天狗山」はもうすぐです。

「天狗山(お天狗さま)」、標高663mに到着。 駐車場を出てから1時間15分。

この山は尖った山でほとんど山頂にスペースはありません。 これから向かう「大前山」が見えています。

尖った先から一旦下ります。 急坂です。 というよりも崖下り。 いくつかロープ場があります。

崖を下ると今度は登りです。 鎖場が出てきました。

下は崖なので緊張します。この岩を登りましたが、裏にはもう少し楽そうな場所もあります。

「大前山」山頂、標高653mに到着です。 駐車場から1時間半でした。

秩父の山がよく見えます。左、松の木の向こうは昨年登らせていただいた「武甲山」です。

今回縦走してみて初めて解ったのですが「大前山」がSOTA対象の山になっていますが、先ほどの「天狗山」のほうが標高が10m高いようですので、SOTA登録を変更しようと思います。 正式にSOTA本部に認められるまでは「大前山」がSOTA対象です。

今日の山頂は狭いことが予想できたので、アルプス仕様アンテナを持ってきました。

リグのスイッチを入れるとすぐにJG1BOKさんが三つ峠山から14MHzで出ていましたので即コール。 その後、大阪の横尾山のJP3DGTさんも微かに聞こえていましたがコールバックがわからず、取れませんでした。 その後7MHzでは交信できました。 28MHzでCQを出していると福島の三株山から出ているJR8MHA局からも呼んでいただきました。

今日の結果

  • 7MHz CW : 9局
  • 14MHz CW : 1局
  • 21MHz CW : 1局(北米1)
  • 24MHz CW : 1局
  • 28MHz CW : 7局(北米2、台湾1)

合計18局。 寒くなってきたので、9時15分にCL。

「大前山」からも急崖下りと急崖登りが続きます。

少し進むと「武蔵展望台」という見晴らしの良い場所に到着。

岩の上に乗っている感じなので足が震えます。

崖の細尾根を歩きます。

細尾根を抜けるとこんな巨岩が出てきます。

「如金さま」という岩です。 ここでも健康と世界平和を祈りました。

スリルのあるトラバースも出てきました。

「札立峠」に到着。

ここからまた登り返します。 そして最後の「破風山」標高627mに到着。 40分ほど「大前山」で無線をしていましたので、スタートしてから3時間半。 「大前山」からは40分です。

ここからも秩父の山が一望です。

これは360度画像です。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

「破風山」で少し休んだ後に出発。 少し下ると破風山休憩所に到着。

さらに先に進むと「猿岩」に到着。

猿の横顔に見えます

そして、あとはなだらかな山道を「風戸」に下ります。

風戸の集落ではこんな場所がありました。

「風戸の鏡肌」という場所で断層で岩石がずれるときに摩擦でできる光沢のある面を「断層鏡肌」というようです。 もともとの石はチャートです。

「日野」に下山し、駐車場に戻りました。

今日のルート

そして高度です。

  • 距離: 8.3km
  • 沿面距離: 8.8km
  • 累積標高: 1099m

この皆野アルプスはとても見どころのある、そして山道もとても変化のある楽しい道でした。

 


JA1CTV
山岳登山の道

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です