北八ヶ岳縦走3


「黒百合ヒュッテ」宿泊の皆さんと楽しい時間を過ごし、一夜明けた今日は、北八ヶ岳の縦走2日目。

朝7時に山小屋を出発しました。

今日は12本爪アイゼンではなく、チェーンスパイクです。 まずは昨日同様、「中山峠」まで行って、今度は左折で「にゅう」という山に向かいます。

中山峠から10分ほど登ると「見晴らし台」という場所に着きます。

ここから見る天狗岳は素晴らしい眺め。 東側の断崖絶壁の向こうに東天狗、西天狗が見えています。

北方向に向かいます。 右側斜面は木が山道の際に少し生えているものの、木の向こうは断崖絶壁。 雪の量もだいぶ増えてきました。 踏み固められた中央を歩かないといけません。 少しでも端に足を置いて踏み抜いてしまうと膝まで雪に埋まります。

「にゅう」に向かう分岐に到着。 右側に行きますが、ここからだいぶ下っていく感じです。

黒百合ヒュッテを出発してちょうど1時間で「にゅう」の山頂が見えてきました。 岩の山頂に人が立っているようです。

「にゅう」というのはちょっと変わった山名ですが、稲を刈り取った後の稲わらを円錐形に積み上げる「にう」が語源のようです。 確かに、この場所からだとそんな形にも見えます。

「にゅう」山頂、標高2,352 mに到着。 岩峰の頂点です。

天狗岳もだいぶ遠くなりました。

「にゅう」山頂で少し休んでから先に進みます。

ここからはしばらく下山路。 踏み跡も少ないので慎重にピンクリボンを頼りに進みます。 途中でルートが、とても分かりにくいところがありました。

登山路は雪が再凍結した氷の道です。

「白駒池」方向の分岐に到着。

「にゅうの森」をどんどん下ります。

白駒湿原に到着。 木道を進みます。

さらに進んでいくと、「白駒池」に到着。 黒百合ヒュッテを出発してから2時間15分。

凍結している厳寒期は歩いても渡れるのかも知れません。 それらしき足跡もありました。 しかし、この季節は危険です。 池と岸の境目はこんな感じでした。

白駒池の周回コースを歩いて白駒荘に到着。

夏はボートにも乗れるようです。

そのまま進んで、国道299号線にある白駒池の入り口まで下山しました。

ここまでのルートです。

つづく

 

 

 


JA1CTV
山岳登山の道

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