スバルバード諸島
スバルバード諸島（スバールバル諸島）という島が北海にあります。 ほぼ北極圏の中にあり、ノルウェー領で今年4月19日～26日にベルギー中心のグループにより、JW0XのDXペディションが行われました。
日本からはそれほど難しい場所ではないものの、いままでタイミングが合わず、一度もスバルバード諸島との交信に成功したことはありませんでした。
今回のDXペディションでも毎日聞こえている訳ではなく、その日のコンディション次第というところでした。 数日前にCWで良く聞こえていましたがどれだけ呼んでもダメでした。 本日早朝、5時前、FT8で14MHzで出ていたので呼んだのですが、すぐに取ってもらえたにも関わらず、その直後に相手局の周波数が突然ずれ、その後は何度呼んでもダメでした。 こんな中でもう、今回はあきらめていたのですが、今日の夜Clublogで確認してみるとコンファームできていました。
同一バンドモードでのDupeになっていますが、73が返ってこなかったので再度呼んだためだと思います。 2回目も73は返らず、ほぼあきらめていました。
まずは、DXCC200完成の後の最初の一歩です。（紙QSLを含まぬLoTWのみのカウントです）
このスバルバード諸島には、実は40年ほど前、私が新入社員の頃、設計した衛星通信の地上局があります。 北緯80度近い、この北極圏では赤道上空にある静止衛星をとらえるにはパラボラアンテナはほぼ水平に向いています。 仰角は確か2度だったと思います。 しかもKuバンドという高い周波数を使うので減衰およびシンチレーションの影響はとても大きく、減衰の少ないCバンドでも困難な条件です。
なんとJW0Xのホームページにそのアンテナが写っていました。
この大きなパラボラアンテナです。
いまはもう海底ケーブルが通っているはずなので衛星地上局はメイン回線では使っていないと思いますが、私としてはとても思い入れのある地球局、思い入れのある島。 一度でいいので訪問してみたい、そんなところです。
今回のDXペディションではギリギリになりましたが交信できて本当に良かったです。
DXCC200達成、おめでとうございます！
JHQさん
ありがとうございます。一歩一歩、次の目標に向かっています。
ロマン感じました♪
NJNさん
ありがとうございます。今日の朝はもう聞えませんでしたので最後のチャンスだったのだと思います。ギリギリ間に合いました。次は自分がDXPeditionやってたりして・・・・(笑) 夢です