丹沢縦走1


12月2日金曜日、今日は休暇をもらって、丹沢山塊を縦走させていただきます。 丹沢は日帰りで何度も出かけている所ですが、丹沢最高峰、そして神奈川県最高地点である「蛭ヶ岳」はまだ未登頂でした。

ルートは「大倉」から大倉尾根を登り「塔ノ岳」、そこから丹沢主脈をたどり「丹沢山」、「蛭ヶ岳」そこから今度は丹沢主稜をたどって「檜洞丸」、「同角ノ頭」そして、つつじ新道で「西丹沢ビジターセンター」に下山する、超ロングルート。 「同角ノ頭」も今回のルートに含めるためには、この季節では2泊3日をかけて縦走する必要があります。 日が長い季節であれば1泊でも可能ですが、夏の季節はヒルが多い地帯であるため、この季節しか行く気にならないということもあります。

今日の朝はワールドカップの予選でスペインとの対決。 2対1で逆転勝利、予選一位通過の瞬間を見届けてから急いで出かけました。 本当に素晴らしい試合で元気をもらうことができました。 多大なエネルギーを使う丹沢縦走には本当に助かりました。 おかげで全部のルートで標準コースタイムより早く歩くことができました。

小田急線の渋沢駅まで行って、表丹沢登山の玄関口「大倉」まで始発バスの6時48分発で行きました。 天気予報もこの週末はそれほど悪くはなかったので多くの登山客がいました。 しかし「大倉」についてみると小雨が降るような天気。 仕方なく雨具を着て7時10分に大倉をスタート。

大倉尾根は通称バカ尾根とも呼ばれており延々と「塔ノ岳」山頂まで1,200mを一気に登る単調な登りです。

スタートしてから45分で「雑事場ノ平」に到着。

ここからすぐのところに「見晴茶屋」があります。

この先は紅葉が綺麗でした。

「一本松」を通過

この後から大倉尾根名物の木道と階段が始まります。

スタートしてから1時間20分で「駒止茶屋」に到着。 この先にベンチがあるので、ここで初めての小休憩。 雨も止んだので雨具を脱いで出発です。

スタートから1時間50分で小草平の「堀山の家」を通過。

木道は続きます。

遠くに富士山が見えてきました。

スタート後、2時間半で「花立山荘」に到着。 ここでまた給水休憩。 気温も低く、少し休んだだけで急速に体が冷えてきます。

遠くに大山が見えています。 すでに大山の標高を越えました。

木道は延々と続きます。

鍋割山方面の分岐「金冷し」に到着。 数年前にこの左の稜線で鍋割山からも「塔ノ岳」に来た事があります。 ここを右に折れて塔ノ岳に向かいます。

雨もあがって遠くまで見渡せるようになってきました。 右側から、これから向かう「丹沢山」、小さなピークである「不動ノ峰」、そして今日の宿泊予定の「蛭ヶ岳」が見えています。 その先は明日歩く「ミカゲ沢ノ頭」、「臼ヶ岳」そして「檜洞丸」と続いています。 今回の丹沢縦走路が一望です。

山道には雪が見えだしました。 朝の雨はこのあたりは雪だったのでしょう。

そしてようやく「塔ノ岳」山頂、標高1,491mに到着。 大倉をスタートしてから3時間20分でした。 標準コースタイムは4時間なので、今日の朝、元気をもらったサッカーワールドカップ効果が出ているようです。

ここで大休憩、朝食のパンを食べてエネルギー補給です。

これは南西方向、小田原の町と真鶴半島、そして初島、伊豆大島、利島、新島あたりまで見えています。

これは南東方向で湘南海岸と江ノ島そして三浦半島、房総半島が良く見えています。

塔ノ岳からの360度写真です。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

塔ノ岳までのルートです。

塔ノ岳からは丹沢主脈と呼ばれる登山道で丹沢山に向かいます。 まだまだ先は長いです。

(続く)


JA1CTV
山岳登山の道

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