南アルプス縦走-4


山梨県南アルプス市北岳(JCC#1708, SOTA#JA/YN-001)

昨日、日本の標高3位で奥穂高岳と同位の「間ノ岳」に登らせていただいた後、今日最終日は標高2位の「北岳」に向かいます。 この数日「北岳」だけを見て、その大きさと急峻さに圧倒されてきました。 いよいよ今日「北岳」の頂に立つ日が来ました。

朝5時半、日の出です。 ゆっくりと登ってくる太陽、でも本当は地球が動いている。 富士山を向こうに見る、こんな雄大な景色が実は宇宙の中で動いているということが体感できました。

We are riding on the big vehicle, named ”the Earth”. 地球というとてつもなく大きな乗り物に乗っている そんなことを感じていました。

そして朝日に輝く「北岳」です。 昨晩の急激な寒さで西側にはびっしりと霜が張り付いて真っ白です。

朝、6時出発。 少し上ると中央アルプスに北岳の影が映っていました。

遠くに今年の夏に登った「仙丈ケ岳」が見えました

登ってきた稜線です。 霜が雪のようになってきました。

ハシゴ場も滑りやすいので慎重にいきます。

「北岳」は岩と氷のモノトーンの世界になってしまいました。

振り返ると昨日の「間ノ岳」

「池山吊尾根分岐」に到着。

北岳山頂もあと少しです。

そして、「北岳」山頂、標高 3,193 mに到着。 北岳山荘から1時間10分、標準コースタイムを15分巻です。

感無量です。 初日に立つ予定を雨霧のために変更して大正解でした。 「北岳」の山頂で、これだけすっきりと晴れるのも珍しいようです。

この場所が北岳山頂でも一番高いところ、背中には間ノ岳をはじめ、多くの南アルプスの山々。

山頂からの360度写真

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

富士山

間ノ岳

仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳

八ヶ岳

鳳凰三山

早速、無線開始です。

7MHz CWだけで 20分だけ運用、18局と交信できました。 山荘から持ってきた水が凍っていました。

山荘に作ってもらった弁当を朝ごはんとして食べて下山開始。

北岳からの下山も急坂です。

「肩の小屋」ではお約束のこれ・・・・

「小太郎山」までの稜線がきれいです。

「小太郎山分岐」まで到着。

下山とともに暑くなり、防寒のためのダウン、雨具を脱ぎました。 手袋も冬用から薄いものに取り換え。

紅葉がきれいです。 しかし最近の気候変化でしょうか? 今回のように熱い真夏からいきなり冬になるようで、紅葉している暇もなさそうです。

草すべりという登山道方向に下山します。

「白根御池」に到着、一昨日の雨の中とは気分も景色も全く違います。

「白根御池」越しに眺める「北岳」

その後は急坂を一気に下り吊り橋に到着。

往路では霧で見れなかった北岳が遠くに見えました。

本日のルート

そして高度と距離です。

つづく

 

 


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山岳登山の道

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