金峰山


山梨県甲府市金峰山(JCC#1701, SOTA#JA/YN-013)

今日は9月末に行ったときに、濃霧のため登頂をあきらめた「金峰山」に登らせていただきました。 せっかくの百名山、天気の良い時に登らないと景色も楽しめません。 今日11月3日は晴れの特異日、天気予報も今日は夏日になるという予報です。

三連休初日でもあり、また9月に行った時、「大弛峠」の駐車場が朝6時で満車だったこともあり、昨晩は19時に寝て、今日は0時半起床、1時に家を出発しました。 中央高速を勝沼で下りて、大弛峠まで向かいました。 そして「大弛峠」には3時半に到着。 しかし目を疑うような光景が・・・・すでにほぼ満車状態でした。 何とか場所を確保して、仮眠を取り、朝5時半に起床。 この場所には大型車は停められませんが、このくらいの小型車は十分停められます。

準備をして6時に出発です。 快調に登り始めました。

御坂山系のモルゲンロート、朝日に輝いてきれいです。

標高2,447mの小ピークを抜け、いったん下ります。 出発して30分で「朝日峠」に到着。 暑くなってきたのでアウターを脱いで、手袋も夏用に交換。

ここから「朝日岳」に向かって登り返します。

日陰では雪が積もっています。 ほんの短い距離ですが雪で山道が凍っていますので慎重に。

「朝日岳」までは岩場の急登もあります

この岩場を登ると急に視界がひらけました。 富士山と前方の甲府北に位置する小楢山、そして遠方には御坂山系の山が見えています。 紅葉の山が絨毯のようです。

この先を少し行くと朝日岳の山頂に到着です。

そして西の方には「金峰山」が見えています。 山頂左には「五丈石」も見えています。

山頂から右の肩に少し山肌が見えているところが「賽の河原」です

「朝日岳」から急坂を下ってから、また登り返しです。

そして「賽の河原」に到着。 奥多摩、奥秩父、八ヶ岳、その手前の瑞牆山、南アルプス、富士山は金峰山に隠れていますが360度の絶景です。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

遠方が「八ヶ岳」、手前の岩山が「瑞牆山」。

南アルプスは「甲斐駒ヶ岳」と「仙丈ヶ岳」、「北岳」がギリギリ「金峰山」の稜線右に見えています。

最後のひと登り、「金峰山」山頂に向かいます。

尾根歩きとゴロタ石を乗り越え、岩のトンネルと抜けると、

そこが「金峰山」山頂、標高2,599mに到着です。 駐車場を出てからちょうど2時間、標準コースタイムを30分巻いて到着。

そして、その先には「五丈石」の素晴らしい姿がみえました。

どうやってこの形ができたのでしょう? 誰かが積み上げたとしか思えない規則正しい巨石のモニュメントです。

360度写真

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五丈石と富士山を入れて記念撮影を撮ってもらいました。

五丈石は甲府市御岳町の金櫻神社の本宮であり、ご神体です。 昔は登れたようですが、今は禁止されています。 残念なことに昔書かれたような落書きも少し見えていました。

五丈石の裏側にまわってみます。

これは「五丈石」の横からの写真

富士山

南アルプス

素晴らしい天気に恵まれました。 雲が一片もありません。

この五丈石一帯は、いかなる建造物も建ててはいけないという注意書きがありましたので、金峰山山頂と賽の河原の中間地点くらいまで戻って、無線のアンテナを建てることにしました。 標高は2,588mほどのところで、SOTAのアクティベーションゾーン内であることはもちろんです。

植生保護のため立ち入り禁止ではないところ、そして登山者の邪魔にならないところでアンテナを設営。 ダイポールと富士山が同じ形で自然の造形美を表現しています。

今日の結果

  • 7MHz CW : 26局
  • 14MHz CW : 9局(台湾1、北米1)
  • 18MHz CW : 7局(台湾1、北米2)
  • 21MHz CW : 2局(北米1)
  • 24MHz CW : 1局
  • 28MHz CW : 1局

合計46局でした。

風も無風、夏のような涼しい天候の中での運用は最高でした。 1時間半以上も運用していました。

登山道に近いところで運用していたので、通る人みんなから何をやっているのか聞かれ、聞かれるたびに答えていたのでCWでのレスポンスも途切れていたかも知れません。

10時50分に撤収して下山開始。 下山は1時間半でこちらも標準コースタイムの30分巻きで下山しました。

本日のルート

そして標高と距離です。

総距離:9.2km

沿面距離:9.6km

累積標高:952.7m

総合時間:6時間20分

 


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山岳登山の道

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