丹沢縦走1


またまた丹沢縦走をしてきました。

金曜日に休暇をもらって一泊で出かけました。 今回は北側の「宮ケ瀬、三叉」からのアプローチです。 今回も超ロングコース、一度も歩いたことの無いルートで、いつかは埋めたいと思っていたルートです。

本厚木からのバスが7時40分発です。 もう少し早く行きたいところですが、今回は縦走でヤビツ峠に降りる計画なので車で行くわけにはいきません。 8時40分に宮ケ瀬の「三叉路バス停」に到着。

そのまま信号を左折して、すぐ「熊野橋」という橋の手前が登山口です。 この登山口の場所での標高は300mほど。 ここから約1300mの標高差を登っていきます。

急登を登り続けます。 鹿よけの柵もありましたが、どれも壊れていて機能していませんでした。

50分ほどで「御殿森ノ頭」という小ピークに出ます。 ルートから少し外れたところが山頂で行ってみました。

こんな祠がありました。 安全登山を祈って、すぐにルートに戻ります。

「御殿森ノ頭」を過ぎると左に切れ落ちたトラバースがしばらく続きます。 ここはまだ安全な方で、危険なところは恐怖で写真を撮るのも忘れていました。

しばらく続くトラバースを抜けると露岩が出てきます。

だいぶ登ってきました。 遠くに見えるのは西山連峰の仏果山、経ヶ岳です。

ようやく「高畑山」と迂回路の分岐に出ました。 迂回路のほうが危ないという案内板がありました。 細いトラバースになっているようです。 右の「高畑山」に向かいます。

「高畑山」標高766mに到着。 登山口を出てから1時間20分、地理院地図に名前のある今回最初の1座目です。

少し休憩をして出発、まだまだ先は長いのです。

「高畑山」をいったん下り、危険な迂回路との合流後すぐに分岐がありますが、ここは少し広くなっており、道を間違いやすい場所です。 右のルートを取らないといけません。 左方向にもピンクリボンが付いており、そっちのほうが目立つので注意が必要です。

右ルートを進むと、すぐに今度は右側が切れ落ちたトラバースになります。

遠くに「東峰」が見えてきました。

トラバースは続きます。

急に行き止まりのような露岩。 これを乗り越えて進みます。

ここは岩を登るのではなく左に切れ落ちている岩を下ります。 ここではロープを使って下る練習をしてみました。

このあたりが「金冷シ」と呼ばれるところです。

注意して進むところがたくさん出てきます。

「金冷シ」を抜けると延々と続く急登が待っています。 登っても登っても先にあるのは急登という感じで進みます。

長い長い急坂を登り、ようやく「東峰(本間ノ頭)」標高1,345mに到着。

「金冷シ」でロープワークの練習をしていたので登山口から4時間15分かかりました。

一旦、「東峰」から下りて登り直します。

遠くに「丹沢山」がようやく姿を見せてくれました。 まだまだ乗り越えていく峰がいくつも見えています。

「無名ノ頭」、標高1,350mに到着。

大山とその左側の遠方に江の島が見えています。

「無名ノ頭」からまた下り。

そして登り直しです。

「中峰(円山木ノ頭)」標高1,360mに到着。

そしてまた下ります。 このくだりがだいぶ大きく下ります。

そして登り、何度も何度も同じ繰り返しです。

「西峰(太礼ノ頭)」標高1,352mに到着。

この連続する峰々の標高はこんな感じです。 西峰は少し標高が下がっていますが、先に進むほどに標高が上がりますが、コルまでの下りも大きく下げる感じになりますので本当に疲れます。

西峰を出たあたりからだんだん雪が出てきました。 もっと下から雪があるかと思っていましたが、今年は雪が少ないようです。 チェーンスパイクは必要ありません。 少し残念。

遠くに「蛭ヶ岳」が見えてきました。 残念ですが、今回は蛭ヶ岳にはいきません。

「丹沢山」に近づくほど雪も増えてきました。

大山が眼下に見えます。 その向こう、先ほどは左側に見えた江の島が今度は右側に、そして三浦半島と東京湾の向こうには房総半島が見えます。

そしてようやく「丹沢山」山頂、標高1,567mに到着。 三叉の登山口から6時間50分でした。

今日、宿泊する「みやま山荘」です。

今日のルート

つづく

 


JA1CTV
山岳登山の道

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