大岳山


東京都奥多摩郡檜原村大岳山(JCG#10002D,SOTA#JA/TK-007)

今日も奥多摩の山に登らせていただきました。 行き先は「大岳山」標高1266mで人気の山です。 先週の「三頭山」の東峰から見えた山です。 大岳山は御岳山とセットで登る方が多く、御岳山は途中までケーブルカーがあるようですが、私は大岳山だけを東側から登ります。 結構ハードな山行でした。

朝3時半に家を出て、圏央道で「西八王子IC」で降り、「養澤神社」に向かいました。養澤神社の駐車場ではなく、神社の横にある林道を少し入ったところに車を停めました。 もっと林道を先に行っても良いのですが、下山は養澤神社のすぐ裏に下山する予定なのでここに車を停めて出発です。

駐車場からの出発は5時。 家から1時間程度でここに来れたことになります。 圏央道を使うと奥多摩へのアクセスは結構楽なことが判りました。 奥多摩地域の山には大体電車で行っていたので新たな発見です。

最初は林道をずっと歩きます。 林道横に養沢川が流れています。

しばらく林道を登ると「大岳鍾乳洞」があります。

更に登っていくと「小滝」という滝が路肩にあります。

駐車場から40分ほど歩いて林道の終点に到着。 ここにも車は数台停めることはできます。

ここから本格的な登山道が始まります。 養沢川の沢を少し登ると「大滝」に到着。

滝からの風があるのですが、湿気であまり涼しさはありません。 大滝の横を登ります。

木の橋がいくつも出てきます。中には滑りやすい危険なところもあるので注意が必要です。

沢の両岸を何度か行き来しながら急坂を登ります。途中で登山道が判りにくい所もありました。

急坂と湿気との闘いが続きます。 駐車場を出て2時間でようやく沢道を抜けて「馬頭刈尾根」に出ました。

この標識、何かにかじられた跡がついています。

ここからは尾根道。涼しい風が吹き抜ける風通しの良い気持ちの良い道です。 「白根分岐」を通過。

この後、ベンチがあり、そこから富士山が良く見えていました。

更に進むと「鋸山」方向と「大岳山」方向の分岐があります。

ここを過ぎてすぐに大岳山に直接登る登山道が左側に出てきます。 そのまままっすぐに行って「大岳神社」経由でもいいのですが、下山時にそこは通るので、大岳山に直接登るルートを取りました。大岳山は山頂付近は平坦ですが、頂上まではとても急な坂になります。

その最後の急坂を登ります。

駐車場を出発してから2時間45分、ようやく「大岳山」山頂、1266mに到着しました。

富士山は雲の中に半分だけ入ってしまいました。

山頂そのものは思ったよりも広かったです。 山頂にテーブルはありません。 ベンチが2つほどありました。 誰もいないのでベンチを使わせてもらいました。

アンテナを設営しました。

今日も14MHzからスタート。

ちょうど右側に直射日光が当たる形になってしまいKX2が何度かパワーダウンや熱暴走で調子が悪くなりましたので少し休みながら運用しました。

今日の結果

  • 7MHz CW : 10局
  • 14MHz CW : 9局
  • 18MHz CW : 13局(北米1)
  • 21MHz CW : 11局(インドネシア1、北米1)
  • 24MHz CW : 3局
  • 28MHz CW : 5局

合計 51局となりました。 コンディションは今一つでした。

先も長いので10時前にCL。 撤収しました。

下山はまず「大岳神社」に向かいました。 登りとは違う道ですが急な崖です。慎重に下山。

「大岳神社」に到着。

帰路の安全祈願をしました。

神社のすぐ近くに今は廃墟になっている「大岳山荘」があります。

しかし、神社に近い建物の中で改装作業をしている人がいましたので、もしかしたら再開するのかも知れません。

この「大岳山荘」の近くにトイレと展望台があります。 展望台からは朝登ってきた谷スジと「馬頭刈尾根」が見えました。

大岳山荘からは北の「御岳山」方向に進みます。 結構な岩場がありますのでここも注意が必要です。

岩場を抜けいくつか分岐がありますが「サルギ尾根」方向に向かいます。

まだまだ細尾根や岩場がところどころに出てきます。

「上高岩山」の分岐をさらに「サルギ尾根」方向に向かいます。

すると「上高岩山展望台」に到着。

屋根付きの休憩所になっています。

正面には青梅、狭山湖、西部ドーム球場が見えていました。

左手に御岳山が見えています。

そして振り返ると「大岳山」が見えています。

急坂のアップダウンを繰り返し「サルギ尾根」を進みます。

「大岳山」山頂を出発してから2時間で「高岩山」に到着。ここで休憩。

「高岩山」からの下山も急坂です。 ヤセ尾根も岩場もあるので慎重に進みます。

「サルギ尾根」を進むと「炭焼き窯跡」がありました。

アップダウンを繰り返しサルギ尾根を進んで最後のピークに到着。 「大名子ノ頭」という名前のようです。

更に急坂を下りつづけます。ようやく「養澤神社」が見えてきました。 このあたりが特に急坂で注意が必要です。 神社の裏に到着。養沢川の向こうに愛車が見えました。一周してきたぞ~。

帰路は山頂を出発してから3時間半でした。

神社に安全登山のお礼のお参りをしました。 養澤神社です。

本日のルート

そして高度です。 最後の部分がデータがおかしくなっており、出発地点と高度があっていませんが、駐車場の高度は370mほどです。 おそらく最後の急坂を下るところで山影になり、GPS衛星を捕まえられなかったかと思います。

全部で13km弱の山行でした。 暑さもあり疲れましたが楽しい山行になりました。 コールいただいた各局ありがとうございました。

 


JA1CTV
山岳登山の道

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