南八ヶ岳縦走1


金曜日は休暇をもらって、南八ヶ岳を縦走してきました。 一番の目的は「権現岳」標高2,715mです。 北の「蓼科山」までを八ヶ岳連峰と考えると、八ヶ岳連峰には蓼科山、北横岳、縞枯山、西天狗岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳の7つのSOTA登録山頂がありますが、この「権現岳」で全部のアクティベーションが完了することになります。

木曜日は早く寝て、1時に起床、2時に車で出発しました。 4時半に観音平駐車場に到着。 空を見上げると満天の星。

オリオン座、スバルが良く見えていました。 ちょうどオリオン座流星群が見える時期で写真を撮るとこんなに映っていました。 高感度のカメラのために写ったのでしょう、おそらく肉眼では見えないと思います。

最近は日の長さも短くなってしまい、5時半ころに明るくなってきました。 車は自分のものもいれて、3台だけでした。

今回は山小屋一泊の予定です。

2日間のルートは、まず「木戸口」方向の尾根を登り、「三ツ頭」に登ってから「権現岳」、そして「東ギボシ」、「西ギボシ」に登り、「青年小屋」に一泊、翌日は「西岳」、「編笠山」に登らせていただき「観音平」に戻る縦走です。

6時に駐車場を出発。 駐車場からは、まず少し下ります。

途中でドドドッという地響きで驚きましたが鹿の大群でした。

八ヶ岳遊歩道を少し歩いて30分くらいで分岐に出ます。

紅葉が綺麗です。

単調な急登を登り続けます。

観音平の駐車場を出発してから2時間でヘリポートに到着。

富士山と南アルプスがとてもきれいに見えました。

南アルプスの鳳凰三山も見えています。 真ん中は北岳。

だんだんと高度を上げるごとに寒くなってきます。 今シーズン初の霜柱が出てきました。

先週降った雪も出てきました。

ヘリポートから30分ほどで「木戸口公園」に到着。 公園と言ってもちょっと広くなっている程度の場所です。

前方にようやく「権現岳」が見えてきました。 左の木の枝の向こうです。 そして右に見えているのが「三ツ頭」です。 まだまだ登らないといけません。

西の方には「編笠山」そしてコルには今日泊まる青年小屋が見えています。

天女山方面の登山道と合流。 三ツ頭まではあと15分。

ようやく「三ツ頭」標高2,580mに到着。 駐車場を出てから3時間半です。

素晴らしい景色です。 右から「赤岳」、「中岳」、「阿弥陀岳」、そしてこれから向かう尖った槍のような「権現岳」、「東ギボシ」、「西ギボシ」です。

西方向には右から、明日登る「西岳」そして「編笠山」です。 南八ヶ岳が一望です。

編笠山は青年小屋から灰色に見えている大岩の転がる大変な山です。

西ギボシの左には先月の北アルプスが見えています。 雪が積もっている様子が見えます。

そして南方向には南アルプス。

そして富士山。

「三ツ頭」は八ヶ岳連峰の中ではあまり有名ではない所ですが、ここから見る南八ヶ岳の写真は結構いろんなところに使われているようです。 この光景を見るために、今回はこのルートで登らせてもらいました。

これは360度写真です。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

(続く)

 


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山岳登山の道

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